新卒、辞めた。早期離職からのリベンジ就活!【就職に有利な資格は ズバリ◯◯◯!】
2020年04月01日
しごとの道しるべ編集部 すのこ です。
相談や講座でオタクな人とお会いすると、とてもホッとします。
そういった方たちは、決してこちらにいばってきたり、講座を妨害してくることがないからです。自分の大切な世界を尊重してほしい、踏み込まないでほしい、それを願っている謙虚で善良な人たちです。
なのに!就活ときたら、ガシガシこちらの内面に踏み込むようなことを聞いてきて、とても落ち着かない気持ちになります。
自分の強みだのやってきたことだの、そんな自分の売り込みはオタク気質に反します。
そういった方たちのための、自慢話が苦手なオタクのための便利フレーズ!
第二弾です。
1.わかりやすさへの近道「数値で表す」
2.便利フレーズ「向上しました」「努めました」
3.すごいかどうかは、相手に任せろ
4.まとめ
就活テクニックでもよく言われる、「数値で表す」。これは「何が、どのくらい」が分かりやすく伝えることができる便利手法です。
「私はイラストを描くことに打ち込んできました。SNSサイトにイラストをたくさんアップしました」
これを数字をいれて表現すると、「1日何時間くらいイラストを描いたのか?」「何枚くらい?」が数値化できますね。
「私はイラストを描くことに打ち込み、週20時間は作成に費やしました。SNSサイトにイラストを100枚以上アップしました」
「覚えてないよ~」「数えてないよ~」という方、これを機に数えてみましょう。「50枚以上」「20作程度」というおおまか数値でもよいです。
ちなみに筆者、ジャニーズのファンクラブ6つ入っています。
このフレーズの意味するところは
向上しました→前よりはマシになりました。他人より優れてるかどうかはともかく。
努めました→頑張ったことまでは本当です。できるようになったかはともかく。
それで採用基準に至るかどうかは、もう採用者に判断してもらっちゃってください。
「英語学習でTOEICが500点→600点に向上しました」とアピールして、「コツコツ努力できる資質はいいね!」と思う企業もあれば「600点じゃ採用基準に足りません」という企業もあるのです。
猛勉強力や不屈の精神力が要求される仕事も当然ありますが、「じゃあ自分はそんな会社に入りたいの?」っていうと、そうではないでしょう。
全ての人に認められるのは無理な話。
あなたなりの誠実な言葉を尽くして、自分を歓迎してくれる会社と出会いましょう。
こういったアドバイスをすると「ええ~、だってそんなすごくないですし…」という謙虚な反論が返ってくることがあります。謙虚なのはすばらしい!
でもさらに謙虚さをお願いするとしたら、「すごい、って思われたい願望を捨てろ」です。「すごい」競争に巻き込まれたら、きりがないです。世の中には上には上がいて、「誰よりもすごい人」になろうと思ったら、絶対にかないません。
それよりも目指したいのは「わかりやすい」「具体的な場面が想像しやすい」。
期待したい返答は「すごいですね!」ではなく「あーなるほどー(想像できた)」です。
そうなれば、あなたの面接スキルはまた一歩前進です。
自慢話もしないし、謙虚で素直なオタクさんたちは、非常に愛すべきものです。
そんなオタクさんたちに、お願いしたいのが「わかりやすく、相手がイメージできるように伝える」ということ。
便利フレーズは、そんなオタクな皆さんの本音をカモフラージュしながら、伝えられるようにするもの。
数値や便利フレーズを活用しながら、謙虚に、誠実に伝えていきましょう!
【オタクのための就活講座】一覧はこちらから
#1 「オタクを活かす就活!自己PRの書き方」
#2 「これだけでOK!オタク就活生最低限のファッションとは?」
#3 「嵐に学ぶ!個性の自己分析と表現術」
#4 「推しが尊すぎる…!この情熱を活かした面接術」
#5 「オタク歓迎・オタ活両立の会社とは?」
#6 「オタクは急に黙れない!「趣味はなんですか」の話しすぎない答え方」
#7 「沼にはまろう!好きになっちゃう力を活かす企業選び!」
#8 「王子様オーラの秘密!就活生もマネできる○○とは!?」
#9 「オタクにコミュニケーションは難しい?」
#10 「大事なのは『ムダな努力をいかにしないか』」
#11 「企業選びも《二次創作》で考えよう!」
#12 「自慢話が苦手なオタクのための便利フレーズ!①」
書いた人:しごとの道しるべ 編集部メンバー すのこhttps://4510.jp/column/otakatsu_phrase1/
キャリア支援歴13年(CDA/キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。普段は行政機関や大学で相談や講座をやってます。アニメ好きな夫と二人暮らしのアラフォー。ジャニオタ歴8年。
関連キーワード: