新卒、辞めた。早期離職からのリベンジ就活!【就職に有利な資格は ズバリ◯◯◯!】
2020年04月01日
しごとの道しるべ編集部、すのこです。「オタクのための就活講座」早いもので第5回となりました。
「オタクのための就活講座」のコンセプトは、オタクの、オタクによる、オタクのための就活講座。
現役のオタクキャリアカウンセラーである、私すのこが、オタクを活かす就活を提案します。
オタク隠す派?隠さない派?
すのこは断然、隠さない派です。ジャニヲタはファン人口が多いので仲間にすぐ出会いやすいですが、みなさんの場合はどうですか?
ヲタをカミングアウトしないにしても、趣味に使える時間や、プライベートに踏み込み過ぎないでくれる自由は絶対得たいですよね。
そう、「吉良吉影は静かに暮らしたい」というジョジョネ…失礼、名言があるように、平穏無事にすごしたいものです。オタクだからって揶揄されずに生きていたいじゃないですか!
さて、社会人でオタク活動を元気にやっている人は、どうやってそんな仕事を得たのでしょう?
今回は、会社内でオタクを隠す派の人も、隠さない派の人も歓迎してくれるような会社選びのコツについて学びたいと思います。
【目次】
1.オタク先輩はどこで働いているんだろう?
2.カンタン!社風との一致判定術
3.説明会で確認、ホントに趣味と両立できる会社?
4.まとめ
オタクだからといって、学生時代アニメ研究会やマンガ同好会だった、という人は決して多くはありません。
むしろどの学校にも隠れオタク部があり、美術部、図書委員会、弓道部、天文部などにひっそりと同好の士が集まり、本の貸し借りやおしゃべりなどを楽しんでいたりします。
社会人でも、アニメが好き→アニメ関連会社で働いている…というわけでもなさそうです。
コミケは毎年ニュースでも取り上げられますが、社会人の参加者はたくさん、たくさんいますね。ああいった人たちはどこで働いているのでしょう?
隠れオタク部ならぬ、隠れオタク会社がをあるのでしょうか?
そう、こんなにも市場規模が大きいオタク市場。隠れオタクが潜む会社は、よーく観察してみないと分からないモノなのです。
自分と似たタイプの先輩は、自分と同じようなライフスタイルを望んで就職活動した結果、どんな入社先を選んだのでしょうか?そして、どうすればオタク歓迎・オタ活両立の会社を探すことができるのでしょう?
業種・職種より、自分にとって居心地の良さそうな会社や実現したいライフスタイル(オタ活歓迎・オタ活両立)から会社を選ぶ、これを「社風との一致」「価値観の一致」といいます。
社風との一致のとても簡単な判定術としては、採用ページに掲載されている実際に働いている社員の人の写真を見て、「自分に似ている」もしくは「自分の友達にいそう」で判定していきます。
オタクは見た目でばれる、仲間かどうかはなんとなく判別できる。その特性を生かすのです。
そう、スタンド使いはスタンド使いにひかれ合うように、オタクはオタクにひかれ合うものなのです。きっと。おっと…またジョジョネタが出てしまいました。
「あ、この人、なんとなく自分に似ているな…」だったり、「この人のまとっているオーラ…オタクだッ!」というような、第六感を働かせてみましょう。
特に採用ページに載っている社員の人は、社内でも「こういった人材がまた来てほしい」と期待されているエースの証ですので、その写真の人が自分に似ていたら、まさに「オタク歓迎」のサインです。
求人サイトで見てみるならば、たとえば、新宿区U29しごと図鑑のWebサイト。
ここは「しごとスナップ」といって、各企業の風景や働いている人を撮影したページが充実しています。
出典引用:新宿区U29しごと図鑑:しごとスナップページ(http://shinjuku-u29.jp/shigoto-snap/)
この中の社員さんの写真から、「自分に似ている」もしくは「自分の友達にいそう」を探して、その写真をクリックします。そうすると、該当の企業ページにたどり着けます。
その会社ではないとしても、そういった業種・業界・職種が「自分と似たタイプが活躍し、そういった人材を求めている」という可能性は大いにあります。
なので、会社の雰囲気を知るためには文章だけでなく写真などのビジュアルなどにも気を配ってみてみるとよいでしょう。
もちろん、オタク歓迎かどうかの雰囲気を知るためには会社訪問、企業説明会に行くことがもっとも大事です。就職ナビサイトや企業HPの写真や文章では伝わりにくい感覚をつかむことができます。
ひととおり説明を聞いてみて、自分に合いそうかな?と思ったらチャンス。せっかくなので質問してみましょう!
説明会や面接で「何か質問はありますか?」と聞いてくれるタイミングがありますね。そこで先輩社員の、社会人になってからの趣味とのつき合い方を聞いてみましょう。
失礼のない質問例としては、「先輩方もご趣味をお持ちと思いますが、その時間をどうやって仕事と両立して捻出されているのでしょうか?」、「学生時代の趣味で、これは入社してから役にたった、というものはありますか?」なんてきき方はいかがでしょう。
そこで先輩方が挙げた自分の趣味、その活動方法、両立の工夫など、「共感を覚えた、とても参考になった」だったら、あなたと相性の良い会社かもしれません。
またその質問に対して、嘲笑、変な逆切れ、どよーんとした空気などが返ってきたら…お察しください。あなたと価値観の違う会社です。
気持ちを切り替えてつぎの会社の情報を探ってみましょう!
いかがでしょうか?就職したくらいじゃ、オタクを辞めることはできません。むしろ、収入が増え可処分所得が増え、オタ活費が増え、さらに沼にのめり込む可能性もあります。
先輩方もなんとかかんとか、趣味と仕事を両立させています。
「うまくやっている先輩のマネをしよう」。これがコツです!
さて、次回の【オタクのための就活講座】は、[オタクは急に黙れない!「趣味はなんですか」の話しすぎない答え方]です。話したい気持ちは分かるけど、ついつい早口で言ってしまうと危険信号。ノンストップでしゃべって変な雰囲気…どうすればよいのでしょうか?それでは、次回更新をお楽しみに!
【オタクのための就活講座】一覧はこちらから
#1 「オタクを活かす就活!自己PRの書き方」
#2 「これだけでOK!オタク就活生最低限のファッションとは?」
#3 「嵐に学ぶ!個性の自己分析と表現術」
#4 「推しが尊すぎる…!この情熱を活かした面接術」
#5 「オタク歓迎・オタ活両立の会社とは?」
書いた人:しごとの道しるべ 編集部メンバー すのこ
キャリア支援歴13年(CDA/キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。普段は行政機関や大学で相談や講座をやってます。アニメ好きな夫と二人暮らしのアラフォー。ジャニオタ歴8年。
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