新卒、辞めた。早期離職からのリベンジ就活!【就職に有利な資格は ズバリ◯◯◯!】
2020年04月01日
しごとの道しるべ編集部 すのこ です。
昔のオタクは知識やコレクションをひけらかし、「こんなことも知らないのぉ?」とマウンティングをかましてくる嫌な人がいたそうです。
しかし、今どきの人は腰が低いですね。
「いえいえ!好きなだけで、全然詳しくないですよ!」
という言葉の方をはるかによく聞きます。
とてもよいことだと思います。
なのに、就活ときたら、「自分には○○力があります!」「××に自信があります!」とか自分から言わなきゃいけないので、変な感じですよね。
この嫌~な感じを、無理に自分でアゲアゲにするのではなく、しっくり無理なく伝えられる便利フレーズを今日はご紹介します。
1.頑張ったことほど「自信がある」とは言えない
2.便利フレーズ「~と言われます」を活用しよう!
3.これを機に言ってもらっちゃえ!
4.まとめ
筆者は社会人の方の就職相談にもたくさん乗っていますが、
・元銀行員で自分を「几帳面」という人はいない
・音楽大学卒業で「自分はピアノが上手」という人もいない
・カウンセラーで「自分はコミュニケーション力が高い」という人もいない
という傾向があります。
なぜならば、「レベルの高い人に囲まれてきたから」です。
上には上がいる。どんなに経験を積んでも『完璧』になんかなりえない。
そんな中で努力してくると、「自信がある」「できます」なんて、とても言えません。
フィギュアスケートの羽生結弦選手が「自分はメンタルが弱い」といい、将棋の羽生善治竜王が「自分は将棋というものがわかっていない」と言う。
あれぞ、究めて来た人の言葉です。
ソクラテスの「無知の知」という言葉もありますが、真剣に向き合う程に、じぶんの出来なさ、足りなさがわかってくるものです。
それで正解!
やればやるほど自分の至らなさがよく見えてしまうために、自信を持って話すのは意外に難しいんです。
では、そんな自信を持って話すことが苦手な人はどう伝えていけばいいのでしょうか。
自分はまだダメだ、この程度で満足してちゃいけない、と努力を継続する姿は美しいです。
思わず周囲も感心の言葉をもらします。
「ねばり強いねえ~」
「物事を深く追求するタイプなんだねえ~」
そんなことを言われたもんなら、ちょっと照れながら受け止めちゃいましょう。
はい、その言葉いただきです。
「~と言われます」とくっつけて、自己PRに使っちゃいましょう。
「言われた」は本当のこと!嘘はついてない!
しかし、「言われた」だけで終わらせてしまうと、説得力がうすいので、その後に言われる心当たりや、どんな姿を見てそう言われたのかのエピソードをつけ加えることが大事。
言われたことが思い出せなかったら、就活のこの機に、言ってもらっちゃいましょう。
できればこれは、家族や友だちより、面接官や上司に準じた、年長の方にきいてみること。だからバイト先の店長、ゼミの先生、親戚の伯父叔母などがお勧めです。
例えば
自分「就活で悩んでるんですけど、僕のいいところってなんですかね…?」。
バイト先の店長「トイレ掃除を嫌がらずにやってくれるところとか?あと遅刻した時には素直にすごく謝るよね。あと人が足りない時にはシフトに入ってくれて助かってる!」
言われたのはホントー!嘘ついてなーい!
ポイントは、エピソードを必ず書くこと!
「○○って言われます。自分では全然そうは思わないんですけど~」じゃ説得力がなくなっちゃうよ!
自己PRや面接は、自慢話大会ではありません。
真剣に頑張っている人ほど、謙虚に自分のことを語ります。
でも就活は少し自分のことを自信を持って、話さなきゃいけないんです。
難しい人は、先輩や上司の人から自分のことを聞き出してみる。
聞き出した情報をうまく加工して使っちゃてみてください。
ウソなく、無理せず、しっくりくる言葉を見つけていきましょう。
便利フレーズ活用術、興が乗ってきたので、第2弾に続きます!
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書いた人:しごとの道しるべ 編集部メンバー すのこ
キャリア支援歴13年(CDA/キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。普段は行政機関や大学で相談や講座をやってます。アニメ好きな夫と二人暮らしのアラフォー。ジャニオタ歴8年。
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