【オタクのための就活講座】志望動機!行こうぜ、「金がほしい」のその先へ…!【前編】

しごとの道しるべ編集部 すのこです。

志望動機、めんどくさいですよね。
「金がほしい」じゃなぜいけない!?と嘆きたくもなりましょう。
それに対し、なぜいけないか、代わりにどう書けばよいのか、マジレスをお届けします。

熱を入れて書いたら前後編になりました。どうぞおつきあいください。

1.「金がほしい」じゃ、なぜいけない?
2.会社のお金ってどこから来るの?
3.「誰に、何を提供してお金を稼いでいるか」
4.前編まとめ

1.「金がほしい」じゃ、なぜいけない?

答えは「応募者全員がそうだから」。

金がほしくないのに応募している人がいたらびっくりです。
志望動機は他の応募者との比較材料として読まれているのに、全員共通項を書いたらアピールにもなりません。「金がほしい」と同様に、書いたところでアピールにはならない志望動機として「家から近い」があります。

しかし、金、大事です。

就職相談でも「実家だからお金のことは考えなくていいんです。それより自分らしさを活かした本当にやりたいことをみつけたくて…」なんて相談の方が100倍難航します。

「経済的自立」。

これは若年者の就職にとても大事な要素ですし、ご自身がその意識を確かに持っていることはとてもよいことです。

「金がほしい」を大人っぽく言うと「経済的自立を果たしたい」になります。

これまでお金のこと、生きていく費用のことは「子どもには関係ない話よ!」と保護者の方が努力し、工面し、心配をかけないようにしてくださっていました。

それが関係ある話になってきます。

そうです、大人になるんです。

しっかり向き合っていきましょう、金のこと。

2.会社のお金ってどこから来るの?

自分が生活していく費用のことを「親がなんとかしてくれる」からはもう卒業。

ご自身でなんとかしていかなくちゃ、と思っていればこそ、就職活動を頑張って、このサイトも見つけてくれたのでしょう。えらいぞ!応援してるぞ!

でも、「入社出来たら、お金は会社がなんとかしてくれる」って考えてませんか?

会社があなたに払う給料のお金、どこからきてるんでしょう?

はいこれ、就職試験に出まーす!

3.「誰に、何を提供してお金を稼いでいるか」

会社の向こうには、会社にお金を払ってくれている人や組織があります。

ここで「BtoB」と「BtoC」という言葉を押さえておきましょう。

BtoC…消費者向け取引、個人向け販売
例:電化製品を販売する小売店を経営している、化粧品を製造販売している

BtoB…企業間取引
例:電化製品に使われるケーブルの卸をしている、化粧品ケースを作って化粧品メーカーに売っている

BtoC企業に比べ、BtoB企業はこの「誰に、何を提供してお金を稼いでいるか」がちょっとわかりづらいです。

調べたり、企業紹介をしっかり読み込む必要があります。

これを「ビジネスモデルの理解」と言います。

でもそこは完全に理解できなくても大丈夫。
社会人でも説明できるのは、自分の会社か自分のいる業界くらいです。

ただ、会社に放っておいても金は入ってきません。会社のみんなで力を合わせて、会社になんとかお金が入ってくるようにしなくちゃいけない。

新入社員になるあなたも一緒になって頑張ることを「利益貢献」といいます。

4、前編まとめ

おつかれさまでした。前編いかがでしたか?

余計めんどくさくなりましたか?
お金のことを考えるのは確かにめんどくさい。

だからTwitterでも大の大人が
「5000兆円ほしい!!」「石油王と結婚したい!」「ネコになりたい。にゃーん。」などと叫んでいるのです。

ようこそ、大人の世界へ!一緒に人生と格闘しましょう。

後編に続きます!

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書いた人:しごとの道しるべ 編集部メンバー すのこ
キャリア支援歴13年(CDA/キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。普段は行政機関や大学で相談や講座をやってます。アニメ好きな夫と二人暮らしのアラフォー。ジャニオタ歴8年。

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