インターンシップ選考に落ちた「あなた」におくる!夏休み活用法

インターンシップの選考結果が、そろそろみなさんに届いておりますでしょうか。

「全然受からないじゃん!」
「そもそもインターンシップって選考あったのかよ…準備してないよ…」

そんな声が聞こえてきますね。
「もう選考落ちて、行きたいところ1つも行けないし…もういつも通り遊んじゃおう!」
なんて思ってるあなた!

今一度、立ち上がりましょう。

今回は、そのヒントをもらうためごとの道しるべ編集部の長谷川まちこが、案内人の澤本さんに聞いてみました。

※こちらは、コンテンツプラットフォームのnote上で公開している『夏のインターンシップの選考に落ちてしまいました。どうすればいいですか?』に答える しごとの道しるべラジオ#18を編集・再構成したものです

インターンシップの選考はもちろん落ちることもある

まちこ:今回もラジオを始めますので澤本さん、よろしくお願いします。

学生さんから質問が来ています。
志望していたインターンシップの選考に、全て落ちてしまいました。夏休みをどう過ごせばいいでしょうか、という質問なんですけど。

予定していたスケジュールがなくなってしまって、何をすればいいかわからない、この悩みを持った学生多いと思います。実際、選考もあって必ず行けるわけじゃないですからね。

澤本:そうですね。この学生が行きたかったインターンシップっていうのは、人気の企業でおそらく倍率が高かったんでしょうね。だとすれば、それはそれでしかたないので、そこは一旦諦めましょう。

まちこ:落ちてしまったら、しょうがないですね。

あきらめずに、他の企業へ行くべし

澤本:私のおススメしているインターンシップの使い方は、自分の就職活動の軸を定めるということです。なので、まだ締め切りが間に合うところに、再チャレンジすることをおススメします。

仮に希望する業界とか職種じゃなかったとしても、『いろいろな社会を見る』ことは、今このタイミングじゃないとなかなか難しいので、行けるところに参加することを勧めますね。

まちこ:第一志望じゃなくてもいいわけですね。例えば、2番目に気になっていた業界とか企業に、どんどんアタックしていくのがいいんでしょうね。

澤本:逆に自分の視野を広げるという意味では、「今まで行きたくないな」と思っていた業界にあえて行くのもありですよね。そういった企業に行ってみると、「全然知らなかったけど、意外に面白そう」とか、新たな気づきが得ることができたり、勉強になることが多いので。行きたいところだけに行く、という考え方はもったいないなと思いますね。

まちこ:何かしら得るものはあるはずですよね。それに、インターンシップの選考に落ちてしまったからって、本番の選考に不利にはならないので。

澤本:それはないですね。

まちこ:そこは安心してほしいなと思います。不安になってしまう気持ちもありますが、新しい業界・興味のある業界にチャレンジしてほしいですね。

夏休み中は自分の意思で行動すれば、インターン以外でもOK

まちこ:もう1つ質問なんですが、夏休みにインターンシップに行く学生は多いと思います。インターンシップ以外で夏休み中にやっておいた方がいいもの、やるべきものってありますか?

澤本:そうですね。アルバイトでも留学でもいいと思ってます。それこそ、旅行でもいいですよね。
ただ、アルバイトにしろ旅行にしろ、なぜその行動をしているのかってことをちゃんと意識して一日一日を過ごして欲しいですね。なんとなく、友達に誘われたから行くんです、というような流した過ごし方ではない。自分のやることに対しては、自らが意思決定をした上で行動している、という意識を明確化してほしいですね。

まちこ:今までは、「旅行行きたい」「行こうよ!」というのが当たり前の流れだったと思うんですけども、これからは行動や考え方をちゃんと自分で考えようってことですよね。

澤本:だから旅行もみんなに言われたから着いて行った、ってことではなくて、京都に行くんだと、その京都に行く理由は何なのか、というところ。どうせ行くのであれば、この建物を見に行こうとか、インバウンドの影響を意識しながら楽しんで来ようとか、そういった考え方ですよね。

まちこ:そうすると、今までと違う楽しみ方ができるかもしれないですよね。

澤本:そうですね。

まちこ:分かりました。1つ1つの行動に自分で意味付けをしていくといいですね。

澤本:そうしてもらえると、結果として就職活動で言えるものが増えていきますからね。そういう過ごし方をしないと、もったいないなと思います。

まちこ:せっかくの時間なので、有効活用してもらえればと思います。

まとめ

そうなんです!
実は、就活本番が始まってしまうと、応募書類の準備や次々に始まる企業ごとの説明会でスケジュールはパンパン。色々な業界や企業を見る時間はないんですね。

だからこそこの夏休みを大活用して、自分の興味のない業界・企業でも、見て感じてから判断してほしいと思います。

もちろん、せっかくの夏休みなんでインターンシップだけ行け!とは言いません。

ただし、自分でなんのために行くのか、目的意識を持って行ってみましょう。それだけで、面接などで話せるネタが生まれるかもしれません
夏休みを満喫しつつ、就職活動の準備期間として、大いに楽しんでください。
(前回の記事『夏/秋冬のインターンシップ、どう使い分けていくべき?』はこちらから!)

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書いた人:しごとの道しるべ 編集部 コンドウユウキ
編集部最年少のゆとり担当。営業であり、採用アドバイザーであり、学生の相談も乗ったりと、いくつものわらじを履く。学生時代はデザインをかじったがゆえに、デザインの口出しは得意だが、絵を描くのは苦手。Twitterはこちら。

twitter:@4510_michi

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