夏/秋冬のインターンシップ、どう使い分けていくべき?

夏休みのこの時期、一つの盛り上がりを迎えているインターンシップですが、
最近は、秋~冬に開催する企業も増えているって、ご存知でしたか?

「えっ、インターンって夏だけじゃないの?!」
「夏と秋冬で、インターンの内容は違うの?」
「私が気になっている会社、夏も冬もインターンやるけど、両方行った方がいいのかな」

と思っている皆さん、
実は、「夏」と「秋冬」で、企業さんがインターンシップを行う『狙い』が違うらしいです…!

今回はそんな企業の裏話も含めて、しごとの道しるべ編集部の長谷川まちこが、
夏と秋冬のインターンシップについて、案内人の澤本さんに質問をしています。早速のぞいてみましょう!

※こちらは、コンテンツプラットフォームのnote上で公開している『夏と秋冬のインターンシップ。両方同じ会社に行くべき?』に答える しごとの道しるべラジオ#17を編集・再構成したものです

夏と秋冬、両方同じ企業に行ってもいいけれど…

まちこ夏に加えて、最近は秋冬にインターンシップを開催する企業も増えてきた印象がありますが、
以前学生さんから、「夏と秋冬のインターンシップ、両方同じ企業に行った方がいいのでしょうか」という質問を受けたことがあるんです。

これについて、澤本さんはどうお考えですか。

澤本:そうですね。
自分の中で、その会社に行きたいという気持ちが強いのであれば、両方行ってもいいと思います。

ただ、インターンシップは、自分の経験を増やせるせっかくのチャンスですから、「絶対そこがいい」という会社がまだ決まっていない人は、いろいろな企業を見に行くことをおすすめします

まちこ:なるほど。

秋冬のインターン、会社の本音は…

澤本:さらに言うと、夏は、比較的長期間のインターンシップも多いですが、秋冬はほとんどの企業が1dayしか開催しないので注意が必要です。

長期もごくまれにありますが、私が聞いたところでは、『期間としては3か月(ただ学生に来てもらうのは毎週月曜日だけなので、実質10日程度)』とか(笑)

まちこ:(笑)

まとめて1週間~2週間というところはないんですね。

澤本:そうですね。

まちこ:それなら、「秋冬のインターン=いろんな企業を見る機会」と考えておくと良さそうですね。

澤本:そうですね。学生の皆さんの認識の仕方はそれで良いと思います。

同時に、企業側の視点から言うと、秋冬のインターンでは、(就職活動解禁の直前に)できるだけ多くの学生に、自分の会社を知ってもらいたい、という気持ちがあるので、

まちこ:本音ですね(笑)

澤本:そうです(笑)
一人の学生さんにたくさんの時間をかけるよりも、多くの学生さんに参加してもらいたい。
だから、ほとんどのインターンシップが1dayという日程になる、というカラクリがあります。

まちこ:なるほど。そういう裏があったんですね。

夏と秋冬のインターン、おすすめの活用法!

澤本:学生の皆さんには、インターンシップは、「楽しく働き続けられるところを見つける」、そのために情報を集める、というところを目的にしてほしいと思っていて。

そのために、夏は、自分の向き・不向き等を確認するためにも、少しでも期間の長いところに参加する秋冬は、自分の志望する就職先を明確化するために、同業他社や、同じ職種の中で、様々な企業の1dayに参加する

という流れが、一番理想的かな、と思いますね。

まちこ:そうですね。
特に志望先がある程度決まっている人なんかは、夏に本命のインターンシップに参加して、秋冬に同業他社の1dayに行くと、本命の企業の特徴がよりわかってくるかもしれないですね。

澤本:そうですね。

まちこ:面白いですねー。皆さんもぜひ、参考にしてみてください!
本日もどうもありがとうございました。

澤本:ありがとうございました。

まとめ

なるほど~、インターンの時期や日程の長さの違いには、こんな企業さんの考えがあったんですね。

とりあえず、志望度の高いところは夏に行き、秋冬のインターンは夏の補足的に使うのがおすすめのようです。

そうとわかれば、まずは、この夏のインターンシップ!

応募がまだの人はこれから、行き先の決まっている人は、ぜひ前回の記事も参考に、充実したインターンシップを体験してきてくださいね。
(前回の記事『インターンシップ直前!行く前の心構えとは?』はこちらから!)

会員登録はこちらから
マイページ(動画の視聴)はこちらから

書いた人:しごとの道しるべ 編集部 シンディ(仮)
編集部新人の25歳(女)。「なんか、もっといろんな人に会いたいなー」という軽いノリで、新潟から突如上京してきた強者。元高校国語科非常勤講師。カワウソと林道と白川静を愛している。

KEYWORD