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2020年04月01日
夏休みのこの時期、一つの盛り上がりを迎えているインターンシップですが、
最近は、秋~冬に開催する企業も増えているって、ご存知でしたか?
「えっ、インターンって夏だけじゃないの?!」
「夏と秋冬で、インターンの内容は違うの?」
「私が気になっている会社、夏も冬もインターンやるけど、両方行った方がいいのかな」
と思っている皆さん、
実は、「夏」と「秋冬」で、企業さんがインターンシップを行う『狙い』が違うらしいです…!
今回はそんな企業の裏話も含めて、しごとの道しるべ編集部の長谷川まちこが、
夏と秋冬のインターンシップについて、案内人の澤本さんに質問をしています。早速のぞいてみましょう!
※こちらは、コンテンツプラットフォームのnote上で公開している『夏と秋冬のインターンシップ。両方同じ会社に行くべき?』に答える しごとの道しるべラジオ#17を編集・再構成したものです
まちこ:夏に加えて、最近は秋冬にインターンシップを開催する企業も増えてきた印象がありますが、
以前学生さんから、「夏と秋冬のインターンシップ、両方同じ企業に行った方がいいのでしょうか」という質問を受けたことがあるんです。
これについて、澤本さんはどうお考えですか。
澤本:そうですね。
自分の中で、その会社に行きたいという気持ちが強いのであれば、両方行ってもいいと思います。
ただ、インターンシップは、自分の経験を増やせるせっかくのチャンスですから、「絶対そこがいい」という会社がまだ決まっていない人は、いろいろな企業を見に行くことをおすすめします。
まちこ:なるほど。
澤本:さらに言うと、夏は、比較的長期間のインターンシップも多いですが、秋冬はほとんどの企業が1dayしか開催しないので注意が必要です。
長期もごくまれにありますが、私が聞いたところでは、『期間としては3か月(ただ学生に来てもらうのは毎週月曜日だけなので、実質10日程度)』とか(笑)
まちこ:(笑)
まとめて1週間~2週間というところはないんですね。
澤本:そうですね。
まちこ:それなら、「秋冬のインターン=いろんな企業を見る機会」と考えておくと良さそうですね。
澤本:そうですね。学生の皆さんの認識の仕方はそれで良いと思います。
同時に、企業側の視点から言うと、秋冬のインターンでは、(就職活動解禁の直前に)できるだけ多くの学生に、自分の会社を知ってもらいたい、という気持ちがあるので、
まちこ:本音ですね(笑)
澤本:そうです(笑)
一人の学生さんにたくさんの時間をかけるよりも、多くの学生さんに参加してもらいたい。
だから、ほとんどのインターンシップが1dayという日程になる、というカラクリがあります。
まちこ:なるほど。そういう裏があったんですね。
澤本:学生の皆さんには、インターンシップは、「楽しく働き続けられるところを見つける」、そのために情報を集める、というところを目的にしてほしいと思っていて。
そのために、夏は、自分の向き・不向き等を確認するためにも、少しでも期間の長いところに参加する、秋冬は、自分の志望する就職先を明確化するために、同業他社や、同じ職種の中で、様々な企業の1dayに参加する、
という流れが、一番理想的かな、と思いますね。
まちこ:そうですね。
特に志望先がある程度決まっている人なんかは、夏に本命のインターンシップに参加して、秋冬に同業他社の1dayに行くと、本命の企業の特徴がよりわかってくるかもしれないですね。
澤本:そうですね。
まちこ:面白いですねー。皆さんもぜひ、参考にしてみてください!
本日もどうもありがとうございました。
澤本:ありがとうございました。
なるほど~、インターンの時期や日程の長さの違いには、こんな企業さんの考えがあったんですね。
とりあえず、志望度の高いところは夏に行き、秋冬のインターンは夏の補足的に使うのがおすすめのようです。
そうとわかれば、まずは、この夏のインターンシップ!
応募がまだの人はこれから、行き先の決まっている人は、ぜひ前回の記事も参考に、充実したインターンシップを体験してきてくださいね。
(前回の記事『インターンシップ直前!行く前の心構えとは?』はこちらから!)