【インタビュー】新卒1年目で会社を辞めたけど後悔していない人の話【後編】

前編では松岡さんの退職に至るまでのお話を伺いました。後編では、今の生活や仕事内容、今後の人生について、就職活動などのお話を伺います。

こちらの記事は【新卒1年目で会社を辞めたけど公開していない人の話】後編です。前編はこちらからご覧いただけます。

目次:
【前編】
①入社してからの仕事内容は?
②退職を考えることになったきっかけ
③退職後の生活は?

【後編】
④今はどうやって生活してる?
⑤就職活動を振り返ってどうですか?
⑥まとめ


※編集部注:本人の特定を防ぐため、登場する名称などは若干変えています。ただし、インタビュー内容が大幅に変わるような修正しておりません。

④今はどうやって生活してる?


編集部
:次のお仕事を始めることにされたそうですが、具体的にどんなことをやっているんですか?

 

松岡:元々子供が好きだったんで、保育関係の仕事がいいかなと思ってたんですが、そこでベビーシッターの仕事を見つけて。

形態としては、組織の一員になるのではなく、業務請負契約を締結する個人事業主ということになりますね。シフトも時間給も自分で決定できる働きやすい環境だったので。それで、説明会と研修に参加して合格をもらったので、現在は登録制のベビーシッターとして働いています。

 

編集部:ちなみに、ベビーシッターってどんな仕事をするんですか?あんまりイメージがつかない…

 

松岡:年齢や契約にもよるんですが、オムツの交換やトイレ、ご飯を食べさせたり、寝かしつけなどですね。家庭で行っているようなことはほとんどやっていると思います。

 

編集部:へー!すごく大変そうですね…。じゃあこの経験って、松岡さんとしてはやってよかったですか?

 

松岡:やってよかったですね。ベビーシッターやってると、いろんな家庭があっていろんな親や子どもがいるんだなって分かりますし。やっぱり、愛情注がれている子どもと、なんだかあまり可愛がられていない子どもって分かったりしますし。

たとえば、夕飯がカップラーメンで、それが毎回続いているような家庭もあったり、シッター時間が終わって両親と会ったときに「なにか変なことしなかった?」って最初に言われたりしていると、かわいそうだなーって思います。保育士とはちょっと違う経験ができているのかもしれないです。家庭の中で仕事をするってなかなかできないことだと思います。

 

編集部:給料の方はどうですか?

 

松岡:それはガクっと減りました(笑)。まだ始めたばかりなので、月に7万くらいですけど、15万くらいは目指したいですね。今は貯金を崩しながら生活しているのですが、早く生計を立てられるようにしたいです。なので、他にもサイト制作を手伝ったり、名刺のデザインとかも依頼されているので、興味のあることであればいろんなことに手を出していますね。

 

編集部:今の働き方と前の会社のように週5日で働くのとどっちがいいですか?

 

松岡:今の考え方では、朝から晩まで働くとか、週に5日、6日働くよりも自分の好きなことで生きていきたいですね。もちろん、金銭面では大変です。でも節約は好きなんで(笑)。例えばバスは使わず歩いたり、友達とご飯に行くときも自宅で済ませてからお茶だけ付き合う、みたいに。

それと、保育士の免許を取ろうと考えています。今は社会的にも保育士は全然足りてないですし。3年後、4年後はもしかしたら保育士として働いているかもしれないですね。その時はその時だと思います。もしかしたら全然違う仕事しているかもしれないですし(笑)

⑤就職活動を振り返ってみてどうですか?

 

編集部:IT業界の営業職を経て、現在はベビーシッターとかいろんな仕事をされてますが、学生の頃の就職活動についても聞かせてもらえればと思います。まずは、前の会社に入社したきっかけを教えてもらえれば。

 

松岡:もともとはブライダル業界に行きたかったんですよね。ディズニーとか好きだし、人の幸せとか子どもに関わるのもいいかもって考えていました。

でも、大手企業の面接とか選考とか全然自分に合わなかったです(笑)。ガチガチにシステマチックな面接だったり、周りめちゃくちゃ高学歴で、慶應とか早稲田とか東大とかぞろぞろいるし。でも、学歴だけで全然コミュニケーション取れてない人ったちもいて、それでも受かるところ見てると、なんだそれ!って思って。

それで、結局30社くらい受けて、全部ダメでしたね。その時は病み期で。リクナビやマイナビ使っててもダメだーってなって。

 

編集部:それで取った手段というのは?

 

松岡:最近流行ってると思うんですが、スカウト型の就活サービスですね。それを利用して2社面接に進んだんです。

前職の会社が、面接がすごくラフで私服OKだったんで、Vネックのシャツに黒いズボン、リュック背負って面接に行きました(笑)。もう素で就活してやろうって思って。それでそのまま最終面接まで行って、内定貰ったんですね。

 

編集部:かなり振り切りましたね(笑)

 

松岡:とことん素で行ってやろうと。それで合う会社を見つければいいんじゃないですかね。それで就活は終了しました。たしか8月ごろでしたね。

 

編集部:就活ってこうじゃなきゃダメだ!っていうのから抜け出したら、自分に合う会社が見つかった、と。まぁそれでも入ってみないと分からないですが。

 

松岡:これ、就活生へのメッセージになるんですが、人事の人の対応が良かったから入社します!は止めた方がいいです。なんでって、人事の人が優しいのは当たり前で、実際の現場の社員の方と話してみたりしないと、本質は分からないんじゃないですかね。もっというと、人間関係って運だと思うんで。もう入社してからじゃないと分からないですよね。

 

編集部:なるほど。他にもメッセージがあればお願いします。

 

松岡就活って自分に素直になること。それと、1年目で辞めても、就活失敗しても、そんな簡単に人生は終わらないってことは伝えたいです。いやだいやだって言いながら30年同じ会社で仕事するんだったら、好きなことできないとしんどくない?って思います。よく3年は我慢しろ、なんていいますが、別にそんなの真に受ける必要はないと思います。それと…

 

編集部:それと?

 

松岡:「就活」って名前や考え方で就職活動はしない方がいいと思います。「就活」だと、どの会社に入るか、の選択肢を考えることじゃないですか。もっと、自分のキャリア選択だったり、人生どう生きるか、ってことを突き詰めた方がしあわせになれるんじゃないかなと思います。

 

編集部:なるほど。最後に、松岡さん。今、就職活動や前の会社に入社したこと、今の生活に後悔はありませんか?

 

松岡:後悔はないですね。どれも自分の経験になっていると思います。前の会社での出来事が無ければ、今の考え方はないですし。個人で働いてみると、税金のこととかお金のことについてちゃんと調べるようになりましたし。見える世界が広がったなと思います。

 

編集部:松岡さん、本日はありがとうございました。

 

松岡:ありがとうございました。

⑥まとめ

いかがでしたか?松岡さんとのインタビューを通じて思ったのは、今までの経験をポジティブに捉えて前向きに生きることの大切さです。失敗したりへこんだりしたことを引きずるのではなく、自分にとってプラスとしてとらえることが大事なのだと考えました。そして、本当にしんどい!耐えられない!って思ったら、辞めてもいいのかもしれません。「そんなに人生簡単に終わらない」と断言する松岡さんの姿が印象的でした。

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書いた人:しごとの道しるべ 編集部
あなたの「明日」が変わる就活マガジン「しごとの道しるべ」のコンテンツ制作チーム。就活コラムやインタビュー記事など、さまざまな「しごとの道しるべ」をお届けします。

twitter:@4510_michi

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