文系のための『IT業界入門』 【後編】適職診断編

こんにちは。しごとの道しるべ編集部シンドウです。
当記事は、「文系のための『IT業界入門』【前編】業界研究編」と題した記事の続編となっております。

IT企業に関心を寄せる文系の皆様が、「自分はここら辺の企業を調べたら良さそう」との目星を立てていただくための、今回のシリーズ
【後編】は、前編でのIT企業の分類をもとに、いよいよ、「○○な人はここが向いている」というお話に移っていきます。

必要な方はウィンドウを2つ開き、【前編】と行ったり来たりしながら読み進めていただければと思います。

後編も、文系必見です…!

 

目次

【前編】(こちらからご覧いただけます)

1.【そもそも】「IT業界は人材不足」は本当?
2.IT業界、どんな企業がありますか?

【後編】

3.「○○な人」別、おすすめIT企業
4.「IT業界に行きたい」「でも何がしたいかわからない人」へのおすすめは?

 

「○○な人」別、おすすめIT企業

シンドウ:引き続き、「株式会社ディマージシェア」の川目さんにお伺いしております。

川目さん:よろしくお願いします。

こんな方。

 

シンドウ:先の【前編】では、IT企業を、その業務内容や、属性によって分類していただき、IT業界にはどんなお仕事があるか/どんな企業群があるかということは、おおまかには理解できました。

しかし、それでもやはり「お花屋さん」や「教師」、「営業マン」と比較したら、仕事の内容が想像しにくいのがIT業界です。もう一歩踏み込んだ、自分に合った企業の探し方はありませんか。

川目さん:わかりました。では、特別に、少し主観的ではありますが、僕独自の、「○○な人は、ここが向いている」という診断基準を、「しごとの道しるべ」読者の皆さんにお伝えしましょう

シンドウ:おお!すごい!ありがとうございます!

 

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川目さん:早速ですが、結論をまとめると、こうです。

川目さん:以下はそれぞれの詳細の解説になりますので、気になるところだけ読んでみてください。

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まず、一番大枠の分類でいえば、

「みんなの知っている/身近なサービスに携わりたい」という方は「ITサービス」を、

「お客さんの反応を直接見たい、お客さんの役に立ちたい」方は「ソフトウェア/情報処理」を、

まず初めに調べていただけると良いと思います。

 

【前編】で説明した通り、IT業界には、「一般人も見ることができるシステムを扱っている企業」(BtoC)と、「その企業しか見れないシステムを扱っている企業」(BtoB)があり、「ITサービス」は前者で活躍しているサービスが多いです。

ですから、SNSや通販サイトなど、普段自分が使っているサービスの運営にかかわりたい、あるいは「みんなの前で自分が担当しているサービスの紹介をして、華やかな印象を与えたい」という人は、この分野がおすすめです

ただ一方で、意外とエンドユーザーの声を直接聞く機会がないのも、この領域です。
皆さんの中にも、SNSを利用している人は多いと思いますが、SNSの開発者や運営と直接話したことがある人はほとんどいないと思います。

そういう意味で、身近なサービスでなくても、「ユーザーと直接話す・お客さんの課題を解決する」ということを大切にしたい、あるいはBtoB向けのシステムに興味がある人は、「ソフトウェア/情報処理」がおすすめです。

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次に、BtoB向けのサービスを展開する「ソフトウェア/情報処理」に属する企業群の中では、

「問題解決力、ロジカルシンキングなど、社会人としての基礎力を高めたい」方は「ITコンサル」が、

「特定の分野において誰にも負けない、専門性の高いスキルを身に着けたい」方は「SES」が、

「問題解決からプログラミングまで、総合的かつ専門的なスキルを身に着けたい」方は「SIer」

がおすすめです。

 

こちらも【前編】で述べましたが、「ITコンサル」は、手に職というよりも、問題解決力など、社会人としてどこに行っても通用するような、基礎的なスキルが身に付きます。ITに関しては、浅く、広い知識が身につくのがここの領域です。
併せ、基本的に売上が高い企業でないとコンサルを入れる余力がないことや、コンサルは企業とともに予算配分を決めるポジションに入るため、IT業界で最も給与水準が高いのがITコンサルになります。

対し、「SES/派遣」は、まさに「手に職」、職人の世界になります。
スキル毎に要請がかかるため、「開発」をやりたい人はずっと開発だけを担当できますし、「運用」をやりたい人はずっと運用だけを担当できます。一分野のスキルをぐんと高めたい、という人は、派遣主体の企業が向いているかもしれません。

そして、専門的なスキルも磨きたい、でも何でもこなせる総合的なスキルも身に着けたいという人は、ぜひ「SIer」に挑戦していただきたいと思います。SIerは、企画・開発から運用まで、比較的すべてに携わりやすく、「システム設計の世界を丸ごと知りたい」という方には魅力的な領域だと思います。

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最後に、受託開発を行う「SIer」に属する企業群の中では、

「成果の求められる、大きな仕事がしたい」方は「外資系」を、

「一つのシステムに長く携わり、安心感をもって仕事をしたい」方は「ユーザー系」を、

「大きな仕事を、段取りをクリアしながらこなしていきたい」方は「メーカー系」を、

「自分の裁量を大きく持ちながら、いろんな仕事をやってみたい」方は「独立系」

をおすすめします。

 

それぞれに一長一短がありますが、

外資系」は各国に拠点を持っている場合が多いので、グローバルに活躍したい、大きな仕事がしたい人におすすめです。ただ時差の影響や、強い成果主義の風潮から、ハードワークになりがちなのもこの業界です。

ユーザー系」は、基本的には親会社のシステム業務だけを担当していくので、仕事に安定感があり、1つのシステムに詳しくなることができる一方、仕事内容の多様性は期待できません。

メーカー系」は親会社の営業力が大きいので、いろいろな案件・大きな案件に携わることができますが、基本的に親会社の割り振りのもとで業務が決定するので、やりたい仕事を選ぶなどの裁量権はあまりありません。

独立系」は上記に他に比べると、幅広い分野の案件に携わることができ、裁量権も大きくなりますが、強い親会社がいないので、頑張って営業しないと経営が安定しなかったり、直接お客さんと交渉ができない二次・三次請け案件が多くなったりします。

 

川目さん:…いかがでしょう。何となく、気になる領域を見つけられたでしょうか。

シンドウ:すごい…!自分の関心と絡めることで、IT業界が一層理解できたような気がします。
それに、なんとなく自分はここかなー、という領域が見えてくると、がぜん企業研究のやる気が出てきそうですね!

川目さん:ただ、これはあくまで一つの基準です。会社によって、雰囲気・働き方は本当に様々です。
なんとなく業界が理解できたら、その後はぜひ、各自きちんと企業の調査・業務内容の確認を行っていただければと思います。

「IT業界に行きたい」「でも何がしたいかわからない人」へのおすすめは?

シンドウ:様々教えていただきましたが、最後にもう一つ聞いてもいいですか?

川目さん:ぜひ。

シンドウ:IT業界に関心があるものの、自分が上の表のどこに当てはまるのか明確にはわからない人や、いろんな企業に関心がある人は、どうしたらいいでしょうか。

川目さん:僕が個人的にアドバイスをするとしたら、未経験の方は特に、まずは業界の全体像を把握し、その後自分の極めたいスキルを決定する、という流れを踏むのがおすすめです。
そういう意味で、一番初めに入社する企業は、ITコンサルか、SIerが無難だと考えます。

またこの2つの中でいえば、「基礎体力」か「武器力」の、どちらを高めたいかで判断すると良いでしょう。

ゲームで例えた場合、「HP」や「素早さ」と言った「基礎体力」が付くのがITコンサルです。ロジカルシンキングだったり、問題解決力だったり、たとえその後営業や総務など、他の職種に転職しても、使える能力が身につくのがこちらです。

実際、ITコンサルのキャリアフローの最終段階は、「営業」です。プロジェクトの流れを理解し、リーダーを担当し、その後は、自分で案件を取り、新規開拓をしていくのが、多くのITコンサルのキャリアフローです。その事実も一つ、留意しておくべきかもしれません。

 

川目さん:対して、SIerで身に着くのは「武器力」です。ゲームでも、その役職にしか使えない武器がありますよね。同じように、「エンジニア以外になったら弱くなる、でもエンジニアでいる間はどんどん強くなる」、そんな力が身に着くのがSIerです。故に、ある程度、IT業界に行くんだという覚悟が必要、と言えばわかりやすいかもしれません。

シンドウ:なるほど…!

 

 

川目さんちなみに、弊社ディマージシェアは、「SIer」の「独立系」、さらに、「一次請け」といって、プロジェクトの本当に最初から最後まで、お客さんと密にかかわる仕事をしています。未経験でも、IT業界への覚悟があり、まだ具体的にどんな活躍ができるかわからないけれど、どんどんスキルを高めていきたい、お客さんの感謝の言葉を直接聞きたい、自分のアイデアをどんどん発信していきたい、という人はぜひうちの会社を覗きに来てください。さらに弊社では、研修段階で自分の……

シンドウ:大変、自社への愛情が溢れてきてしまいました。ディマージさんの魅力は、下記のリンク記事にたっぷり記載されていますので、「SIer」「独立系」に関心のある方は、ぜひ覗いてみてください。

 

ここまで様々、IT企業の分類を行ってきましたが、最後、皆さんには、「おおよその目星がついたら、最終的にはやはり、気になった企業はしっかり調べ、社員の方に会いに行ってください」ということは、再度お伝えしたいと思います。

同じグループに属するIT企業でも、本当に、仕事の内容、規模、働き方、職場の雰囲気は様々です。

IT企業に関心のある皆さんが、この記事の内容を参考にして、効率的な情報収集を行っていただいたうえで、自分にぴったりと合う、素敵な企業様にお会いできるよう、心から応援しています!

【完】

川目さん、ありがとうございました!

 

【前編】はこちら

【株式会社ディマージシェアの企業案内】はこちら

 

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書いた人:しごとの道しるべ 編集部
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