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2020年04月01日
コープみらいは、千葉県・埼玉県・東京都を事業及び活動エリアとする、日本最大の生協です。「食卓を笑顔に、地域を豊かに、誰からも頼られる生協へ。」をビジョンに掲げ、地域に根ざしたさまざまなサービスを提供しています。
宅配事業では、一人暮らしのご高齢者や、共働き、あるいは子育てで買い物をしている時間が取れないご家庭など様々なライフスタイルに合わせて、玄関先まで商品とともに笑顔をお届けすることでくらしをサポートしています。
店舗事業では、地域性を考慮し、産直の生鮮品、安心の「CO・OP」オリジナル商品、日々の生活に欠かせない定番のメーカー商品などと幅広い品揃えで、地域で一番愛されるお店づくりを目指しています。
また、共済・保険、福祉・介護、チケット、カルチャー、地域に根ざした活動など、そのサービス領域は多彩。
近年では、「コープデリでんき」もスタート。これも単に電力の自由化に参入したのではなく、環境に優しい再生可能エネルギーで発電したFIT電気を約80%使用するなど、利益を出すことだけを目的とするのではない、生協らしい取り組みが背景にあります。
みなさんは、そもそも「生協」をご存知でしょうか。「生協」とは「生活協同組合」の略です。株式会社ではありません。
一人ひとりが「出資金」を出し、事業や活動の「運営」に参加し、「利用」する協同組合。一人ひとりの消費者がくらしのさまざまな願いを協同し、たすけあいながら実現してゆく消費者の組織です。
協同組合の始まりは「混ぜもののない」「量目にごまかしのない」商品を手に入れるために小さなお店を建てたところからでした。不確かなものではなく、安全・安心の商品を手に入れるため、自分たちで出資し、仕入れ、販売するという流れが作られました。
数多くの生協がある中で、2013年に千葉、埼玉、東京の生協が合併し、コープみらいは日本最大の生協となりました。
主な事業である宅配事業と店舗事業。組合員数は341万世帯、店舗数は約130店舗にものぼります。両事業では、お客様から感謝の言葉をかけていただける機会が多いといいます。
宅配事業では、毎週同じ時間・同じ場所を回り、組合員さんから注文を受けた商品をお届けし、次回の注文を預かります。週に一度必ず配達に伺う中で様々な会話が生まれ、時にはお子様が手紙を書いてプレゼントしてくれることもあるそうです。これは、毎週通うからこそいただけるプレゼントですよね。
店舗事業では、水産・畜産・惣菜などの7つの部門があり、それぞれの部門にて地域のみなさんが安心して楽しく買い物ができるよう、接客や商品加工の技術を身に付け、売り場の計画や管理を通して、達成感を味わうことができます。また、宅配事業・店舗事業ともに組合員さんとコミュニケーションをとることも大切な仕事です。
そんなコープみらいには、「人が好き」「人の役に立ちたい」という人が集まっています。そのため、明るく思いやりのある方が多いのが特徴です。成功した事例は一人のものにするのではなく、共有することで全体が成長できることを大切にしているそうです。
多様な働き方・ワークライフバランスの推進にも積極的に取り組んでいます。出産・育児支援制度の充実など、様々な取り組みを行い、これまで4回「子育てサポート企業」として厚生労働省の認定を受けて「くるみん」を取得しました。介護支援制度の整備、「仕事と育児の両立支援セミナー」や「こども参観日」などの取り組みも行っています。
「くらしの願いの実現」が生協の目的です。今後も日々変化していく「くらし」に寄り添い、そこから生まれる「願い」=ニーズを敏感に察知し、地域のため、組合員さんのための事業や活動を展開していく必要があります。
『株式会社』ではない『生活協同組合』で求められる仕事とは?
「大学生協」や地域の「生協」・「CO・OP」で学生のみなさんから馴染みのある生協ですが、仕事場としてイメージがしづらいところがあるかもしれません。
そこで、今回は1日で生協について理解できる、企業研究のインターンシップを開催します!
地域貢献をしたい方、福祉・環境事業に興味がある方、食品に興味がある方、そんな『生活』全般に興味のある学生の皆さんをお待ちしています!
協同組合に触れて・知ってみて、視野を広げませんか?