インターン経験者に聞いてみた インターンシップで大変だったこと

どれだけ情報を集めても、インターンの直前やっぱり不安だし緊張する!!という皆さん。

初めてのことは、わからないから不安なんです。
だったら、経験者に質問して、わからないことをはっきりさせてしまうのが一番!

ということで!
今回はなんと、リアル大学生4年生でかつ、3年次インターンに行きまくっていたという、『インターン猛者』の鈴木さん(女性)にゲストに来ていただきました!
今回のテーマはずばり、「インターン、大変だったこと」。

様々な期待と不安が入り混じるインターンですが、はたしてどんな困難が待ち受けているのでしょうか。
さっそく、道しるべ編集部の長谷川まちこが聞いてみました!

※こちらは、コンテンツプラットフォームのnote上で公開している『インターン経験者に聞いてみた。インターンシップでリアルに大変だったこと』 しごとの道しるべラジオ#19を編集・再構成したものです。

夏休み中に15社!?鈴木さんがインターンに行きまくっていた理由

まちこ:さて今日はゲストとして、現大学4年生の鈴木さんに来ていただきました。
聞くところによると、鈴木さんは3年生の時に、ものすごい数のインターンに行っていたということですが。

鈴木:そうですね。夏休みだけで15社くらいでしょうか。冬期間のものをあわせると20社くらいは行ったと思います。

まちこ:すごいですね!(笑)やはり1dayがメインでしょうか。

鈴木:そうですね、ほとんど1dayでした。

まちこ:そうですよね。1dayじゃないと数回れないですしね(笑)
でもどうして、そんなにたくさんのインターンに行こうと思ったんですか

鈴木:そもそも、私自分のやりたいことがわからなくて。でも、インターンに行ったら、何か見つかるかもしれないという期待があったんです。それでたくさんの企業さんに行ってみようと思いました。

まちこ:なるほど。インターン20社行ってきたところも単純にすごいけれど、「やりたいことがわからない」という不安を、「じゃあ、たくさんのインターン行ってみよう」という前向きさに転換できるところも、鈴木さんのすごいところですね。

大変だったこと①社員の人となかなか話せない!

まちこ:そんな数多くのインターン経験の中で、大変だったことをいくつか教えていただければと思うのですが。

鈴木:そうですね。一番は、1dayが多かったせいもあるのですが、思ったよりも、インターン中社員さんと話す機会がありませんでした
私の中では勝手に、少人数のグループに1人、社員さんがついてくださるイメージがあったので…。

まちこ:実際50人くらいの学生さんに対して、1人の社員さんが話す座学形式のようなところもありますよね。
大人数の時なんかは、やっぱりなかなか質問しづらい?

鈴木:そうですね、特にインターンの初めの頃は、手を上げる勇気がなかなか出なくて。

まちこ:質問できなかったなー、という、もやもやした気持ちで終わってしまったことも。

鈴木:ありましたね(笑)

まちこ:そういったところって、どういうふうに改善していったんでしょうか。

鈴木:特に夏の後半からは、募集要項を見て、できるだけ少人数でのインターンを実施している企業に行くようにしました。少人数なら、社員さんと気軽に話せる機会が多いだろうと思ったので。

まちこ:なるほど。少人数のなら、質問する時のハードルも低いですしね。

大変だったこと②やっぱり、金銭面が厳しい

鈴木:二つ目としては、やはり金銭面は厳しかったです。

まちこ:やっぱりそうなんですね。
かかってくるところとしては、交通費とか、昼食代?

鈴木:そうですね。定期圏外のインターンが続くと、交通費もけっこうな額になりましたね。
昼食に関しても、お弁当を出してくださる企業さんもありましたが、基本的にはやはり実費購入か、お弁当持参でした。

まちこ:交通費を支給してくれる企業ってないんでしょうか。

鈴木:支給してくれるところもあります。交通費の支給の有無は、事前にナビサイトでチェックできるので、確認しておいた方がいいと思います。

まちこ:鈴木さんも、インターン始まる前は、もうちょっと出してくれるかなあと思ってた?

鈴木:そうですね、交通費か昼食代の、どちらかは出るといいなあと思っていました。
企業の皆さん、ぜひ、その点、よろしくお願いします!(笑)

まちこ:金銭面に関係して、アルバイトはどうしていたのでしょうか。

鈴木:インターンは基本平日に開催されるので、私は土日にアルバイトをして、交通費や昼食代の足しにしていました。2万円くらいあれば、インターンの費用だけは十分まかなえますよ

大変だったこと③実際の現場に行かせてもらえない

鈴木:最後に、これは大変だったことというより、思っていたのと違う、ということなのですが。
「営業体験」を謳(うた)うインターンって結構あると思うのですが、実際の取引先に同行させてもらえることは少ないです。

まちこ:えっ、そうなんですか。

鈴木:はい。社内で営業のロールプレイをしたり、同じ企業の別の事業所に見学に行く、というはあるのですが、他社へ同行させてもらえることは少なかったです。

まちこ:でも実際の現場、行きたいですよね?行けるか行けないかって、事前にわからないものなんでしょうか。

鈴木:そうですね。運です。

両者:(笑)

まちこ:運ですね、わかりました。学生の皆さんが、そういうところに巡り会えるといいですね。

鈴木:そうですね、お祈りします。

 

まちこ:さて、今日はいろんな面白いお話を聞けて、私も楽しかったです。またぜひ今後も、就活後輩の皆さんに、リアルを伝えに来ていただければと思います。

鈴木:ぜひ、よろしくお願いします。

まとめ

やっぱり実際の経験者の方にお話を伺うと、ネット上にはない様々なお話が聞けて楽しいですね!

特にこれからインターン先を決定する皆さんは、鈴木さんの話してくれた、①社員さんと話したい人は、少人数のインターンの方が良いということ、②インターン、行った分だけお金はかかること、③「営業同行は運」(笑)ということを心積もりしておくと、後悔のないインターン計画を作成できるかもしれません。
ぜひご参考に!

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書いた人:しごとの道しるべ 編集部 シンディ(仮)
編集部新人の25歳(女)。「なんか、もっといろんな人に会いたいなー」という軽いノリで、新潟から突如上京してきた強者。元高校国語科非常勤講師。カワウソと林道と白川静を愛している。

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