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2020年04月01日
6月にインターンシップサイトが解禁し、どこに行こうか迷ったり、選考があってエントリーシートを書いたり、準備している人が多いのではないでしょうか。
みなさんは、インターンシップに大学の枠があるのはご存知でしたか?
ナビサイトで公募しているものの他に、実はそれぞれが通っている大学の人だけが行ける、大学特別枠のインターンシップがあるんです。
そんな学校枠のインターンシップについて、しごとの道しるべ編集部の長谷川まちこが、案内人の澤本さんに聞いてみました。
※こちらは、コンテンツプラットフォームのnote上で公開している【『インターンシップ、どのように行く企業を選べばよいでしょうか?』に答える しごとの道しるべラジオ#12】を編集・再構成したものです。
まちこ:本日は、東京都の女子学生からいただきました。
「学校でインターンシップの募集がそろそろ始まります。私は特にやりたいことがありません。それでも社会に出る準備としてインターンシップに行きたいと思っています。どのように行く企業を選べば良いでしょうか。」
ということなんですが。
澤本:なるほどー。
まちこ:確かにこのタイミングになって、やりたいことについて考えるという学生さんが多いのかもしれません。そんな中で、いろんな企業から選ばなければいけないとなった時に、何を基準に選ぶことをお勧めしますか?
澤本:インターンシップ自体に色々な方法があると思うんですけれども、例えば大学が企業と提携してるようなインターンシップ。いわゆる「学校枠」。もしくは、一般的に企業さんが募集をする就職活動と同様に、ナビサイトなどで広く募集するものがあります。
まちこ:他にも、企業のホームページなどで直接申し込むっていうスタイルもありますよね。
澤本:そうですね。就職情報サイトでは、6月1日からインターンシップの情報が公開されてます。
学校枠と公募枠の二つを大きく分けた時に何が違うんでしょうねって言うと、いわゆる学校枠というものは、企業がこの大学の学生に、ウチのインターンシップに来てほしいと案内を出しているものです。
その上で、大学が「どんなプログラムをするのか。」「学生を送り出して問題がない企業か」というところも含めてちゃんと見ています。
自分自身がどんな仕事がいいかとか、何に向いてるとか考えていなくても、少なくとも学校枠のものに参加すれば、ちゃんとしたプログラムのインターンシップを経験できるようになっています。自分がこういう仕事はできそうだな、こういったことはできなそうだなということを学ぶ上では、学校枠に行った方が安心できますよね。
まちこ:学校で募集するものか、一般で募集するものかというと、学校枠。自分が何をしたいか決まってない子がいれば、特に行くべきだと思いますね。
澤本:その方が、自分が感じ取れるものは多いと思うので。そこをお勧めしますね。
まちこ:今の話で行くと、「やりたいこと」という基準で選ばなくてもいいのではないか、とも受け取れるかなと思うのですが。
澤本:逆に決まってるのであれば、本当にその仕事が体験できるようなインターンシップを就職情報サイトで探せるので、そういう方は悩まずに行けると思うんですよね。
まちこ:確かにそうですね。そうすると、この相談の学生さんは学校枠でどこか応募してみればいいということですね。
澤本:いいと思います。ただ学校によっては、締め切りが早かったり、行きたいと思っても学生の参加したい人数よりも、企業の枠が少ないとか、そこらへんは必ず出てきます。そのように不安に思っているのであれば、学校のキャリアセンターなどに行って、すぐに聞いてしまうということで1歩進めるんじゃないかと思います。
まちこ:選び方とか選考のアドバイスを聞いてくれるということですか?
澤本:そうですね。いろんなインターンシップの案内が学校に来ていると思うので、まずはそこから聞いてみることをお勧めします。
まちこ:締め切りがあって、さらに学内選考が発生するイメージはありますけどね。
澤本:そうですね。
まちこ:そうしましたら、まずは学内の学校枠求人をぜひ見てみてください。もし、わからないことがあれば、キャリアセンターに行ってみて、アドバイスを受けるということをしていると、いろんな道が見えてくると思いますよ。では、ありがとうございました。
インターンシップ、どこに行けばいいか迷っているいる方はとりあえず「学校枠」。
学校枠の多くは、5日間以上と比較的日数が長いものが多いので、しっかりと仕事内容や会社の雰囲気、どんな人と働けるのかといった、サイト上だけではわからないものを感じることができます。
もちろん、ナビサイトなどで募集している1dayなども、その業界を知るお試し回として利用していくのも賢いですよ。
学校枠と一般募集枠をうまく使い分けて、インターンシップを有効活用していってください。
書いた人:しごとの道しるべ 編集部 コンドウユウキ
編集部最年少のゆとり担当。営業であり、採用アドバイザーであり、学生の相談も乗ったりと、いくつものわらじを履く。学生時代はデザインをかじったがゆえに、デザインの口出しは得意だが、絵を描くのは苦手。
twitter:@4510_michi