新卒、辞めた。早期離職からのリベンジ就活!【就職に有利な資格は ズバリ◯◯◯!】
2020年04月01日
3月、就職活動が解禁して約3週間が経ちました。
なんだか知らない間にスタートしてた!スタートしたみたいだけど、何をしていいかわからない!
そんな方も多いのではないでしょうか。
就職活動が解禁してすべきことはなにか。この時期多い、合同企業説明会のまわり方は?
しごとの道しるべ編集部の長谷川まちこが案内人の澤本さんに聞いてみました!
※こちらは、コンテンツプラットフォームのnote上で公開している【『3月就活解禁!何をすればいいかわかりません』に答える しごとの道しるべラジオ #1】を編集・再構成したものです。
まちこ:早速ですが、学生さんから質問頂いてるので、お悩みの解決をしていただければと思います。よろしくお願いします。
澤本:はい。よろしくお願いします。
まちこ:東京都の男子学生からの質問です。
「3月になりました。就活解禁したんですけれども、何をしたらいいかよくわからないままです。他の人がどんなことしてるのかも、情報が入ってこなくて不安です。僕はどうしたらいいでしょうか。」
まずはスケジュール的なところから、ざっくり教えてください。
澤本:一般的にはこれから、会社を選んで説明会に参加して、そこから選考っていう流れだと思います。3月、4月が説明会というのが、多いんじゃないですかね。
まちこ:3月、4月ですね。
澤本:4月上旬ぐらいまでかもしれませんけれども。
まちこ:だいたい1ケ月ぐらいですかね。
澤本:筆記試験をやったり、エントリーシート、応募書類を提出して、それが通った方は、次は面接という感じですね。面接が何回あるかは企業によりますが、そのような流れです。
まちこ:なるほど。ありがとうございます。だいたいどの時期から内定が出始めるんでしょうか。人それぞれなんですかね?
澤本:ぶっちゃけたトークがどこまで言えるかなんですけども。一応、就職の云々っていうところに関しては6月から面接なんてことが新聞なんかにも出てますけども。ただ、あれは大きな経済団体(経団連)に入ってるようなところが、ひとつの指針としていますので。
まちこ:全ての会社というわけではない?
澤本:そうなんですよね。関係ないところからすると、ゴールデンウイーク前ぐらいに内定が出る方たちもいるでしょうし。もっと早い方もいるかもしれないですよね。
まちこ:そうなんですね。内定時期は業界によって変わったりするんですか?
澤本:もちろん、その業界の同業が、「内定出したよー」なんて聞いちゃいますと、私たち人事としても、「えっ!?向こうが出したなら私たちも!」ていう風になってしまいますよね。
まちこ:人事の方たちもそのあたりは不安なんですか?
澤本:採用したいと思っている学生が、内定が出てしまったら、当然自分達も採用したいわけですから。
まちこ:いわゆる取り合い的な。
澤本:なるんじゃないですかね。
まちこ:最初の質問でいくと、「何をしたらいいかよくわかりません」というところが不安になっているということで、おそらくやりたいことが定まってないのかなと思うんですけど、澤本さんだったら、どのようなアドバイスをされますか?
澤本:やりたいことがわからないこと自体はよくあると思うんですよね。わたし自身を振り返ってみても、やりたいことってなんだんだろう?って思って、すぐこれだ!って出たわけじゃないですから。
まちこ:そうなんですね!
澤本:いろんな就職活動をしていって、いろんな話を聞いて、その結果、こんな事やってみたいと思いました。っていうところだと思うんですよ。自分でできることは、会社のホームページを見たりとか、もしくはその会社、会社以外でもどんな仕事があるのかな?って見てみて、これやってみたいなっていうその欲求。
まちこ:欲求ですか?
澤本:そこに気づくことがスタートだと思うんですよ。
まちこ:なるほど。
澤本:やったことがあることなら判断できると思うけど、基本やったことないものを判断するってのは難しいと思う。
まちこ:すごく難しいですよね。
澤本:なんとなく、聞いてわかりやすい仕事であればいいですけども。例えば、私が一つやっていた職種で企画職っていうのがあります。残念なことに企画職のアルバイトって、あんまり聞いたことないですよね?
まちこ:確かに。
澤本:自分が学生の時に企画職っていうと、かっこいいなとか、やってみたいなぁって思ってました。ただ残念ながら、それが目指す就職活動でも、人事の方もそうでしょうけど。やったことないわけですから、やりたいです!としか言えないですよね。
まちこ:そうですね。難しいところですよね。どうアピールすればいいんですか?
澤本:だからこそ、やりたいと思うのであれば説明会に行って、その会社の企画職はどんなことをするんですか?と聞くだけでも一歩ですよね。
まちこ:わからないことがわかるわけですもんね。
まちこ:どんなことをするのか聞けるチャンスとしては、どういったところになるんでしょうか。合同企業説明会とかになるんですか?
澤本:それも1つですね。仮に100社集まってれば、100人の人事がいるわけですし。もちろん、合説ではたくさんの学生さんがいらっしゃるので、質問の時間はなかなか取れないかもしれません。ただ、いろんなところの会社に足を運んで、いろんな仕事の話を聞いて、ということをするだけでも、自分自身の見えなかったことが見えるようになってきます。
まちこ:それだけ多くの会社の話を聞けるチャンスもないですよね。
澤本:だから就職活動って、見方を変えたら非常に有効で、先々に楽しい世界が見えるものだと思ってるんですよ。
まちこ:そう考えると、学生さんうらやましいですね。合同説明会のおすすめのまわり方みたいのってありますか?
澤本:一般的に考えれば多分知ってる会社だとか、聞いたことある会社に行きたいと思うんですけど。そういうところはたくさんの人たちがやっぱり同じことを考えて行っています。それをやめなさいって、言いたいわけじゃないんですけども。知らなかった会社とか聞いたことないところとか、まったくわからないような会社にあえて座って聞いてみるっていうことで。そういうところが知れるっていうのはいいですよね。
まちこ:すごいチャンスですね。
澤本:混んでいる企業のところで、次の回を待つよりかは、私だったらそうじゃないところ。全然知らなかったところとかに、あえて行くようにしたいと思いますよね。
まちこ:就活に限らなくても、自分の視野が広がるような気がしますね。
澤本:もしそういったところに行って、時間が長くなってしまって、他の所が聞けないということを心配するのであれば、自分で一本手を打つこともできますよね。
まちこ:というのは?
澤本:「すいません。このあとちょっと学校の用事があるので15分ぐらいしか聞けないんですが、お時間をいただけますでしょうか?」と伝えておけば、15分ぐらい経ったら大丈夫?とか声かけてくれそうですよね。
まちこ:確かに。そうか。
澤本:少なくとも、私が就職活動の時はそういうやり方でたくさんの企業の話をを聞くようにしてましたね。
まちこ:15分ってこっちから提示しておけば、そこにうまくまとめてくれるかもしれないですね。
澤本:可能性は高いですね。
まちこ:どうでしょうか。今の話をぜひ、活用いただければと思います。
澤本:わからないということでも、一歩動いてみると、1つのことはわかるようになりますから。
まちこ:ぜひぜひ。一歩踏み出してもらえればと思います。
やりたいことがわからない。何をすればいいかわからない。
そんな人はまずは何か動くこと。
合同企業説明会に行ってみると、たくさんの自分と同じ就活生がいるわけけなので、それだけでやる気になるかもしれませんね。
あえて知らない企業に行ってみることで新たな発見をしていく。
そんなちょっと他の人と違う動きをすることで、流されず自分に合ったシゴトが見つかるかもしれません。
少しづつ動くことで、少しずつペースを掴んでいきましょう。
書いた人:しごとの道しるべ 編集部 コンドウユウキ
編集部最年少のゆとり担当。営業であり、採用アドバイザーであり、学生の相談も乗ったりと、いくつものわらじを履く。学生時代はデザインをかじったがゆえに、デザインの口出しは得意だが、絵を描くのは苦手。
twitter:@4510_michi