【20卒学生インタビュー】繊維商社・営業職に内定! 駒澤大学・文系学生の就活ストーリー

こんにちは。道しるべ編集部です。

さて、今回のコラムは、前回に続いて道しるべの卒業生とも言える20卒の学生に、就活を振り返ってもらいました。

二人目は、駒澤大学の品川さん(仮名)の登場です。道しるべの個別相談には3年生の3月から来て、紆余曲折を経て、繊維商社の営業職に決まりました。私もよく知った学生ですが、品川さんの就活を一言で表すと「妥協しない」。どのような就職活動を送ったのでしょうか。

スタート時点ではやりたいことなし。インターンシップを仕事探しの場に

コンドウ:今日はよろしくお願いします。品川さんとはしごとの道しるべで何回か個別相談をさせてもらいました。苦労したけど、納得できる就職先に決まってこちらも嬉しいです。まず、就職活動はいつごろから意識していましたか?

品川さん:3年生になって、漠然とやらなきゃなとは思っていました。5月ぐらいに大学の就職セミナーに参加して、「早めに動くことが大事」という話を聞いて、6月から動き始めました。みんなそうだと思うのですが、就活であまり苦労したくないし…と思ってましたね。

コンドウ:「苦労したくない」という動機で始まったんですね。ということはこの時点では志望業界や職種はとくになく?

品川さん:そうですね。それで夏のインターンシップは色々なところに行こうと思って。クレジットカードの会社や証券会社、あと知名度がないところにも行こうと思って、建材の商社にも行きました。

コンドウ:確かに建材の商社って、あまり馴染みがないですよね。インターンシップに行って、何か気づきはありましたか?

品川さん:もちろんあったのですが、思ったよりはなかったです。

コンドウ:えっ!?ないの??

品川さん:1dayと3dayのものに行ったのですが、実際に“働く”ってことを体験できるプログラムが少なくて。そういったプログラムが多ければ、もっと気づきがあったんじゃないかなと。

コンドウ:インターンシップって、本来長めの期間でリアルな就業体験ができる場のはずなんですけどね。大人代表としては、なんだか申し訳ない。

品川さん:ということで、後輩には1dayよりも長め期間のインターンシップをおすすめしたいです。

コンドウ:実体験からのコメントありがとうございます。その後は、どのように活動していましたか?

品川さん:秋から冬にかけても、インターンシップに行っていました。その中で、何社かメーカーに行って、志望業界が固まってきました。

コンドウ:なぜメーカーに興味を持ったのでしょう?

品川さん:僕が主に見ていたのは、住宅設備のメーカーでした。住む場所に関わってくるので、身近だし、自分の目にも見えやすい。もっとより良いものを提供したいとか、便利なものを届けたい、という想いから、だんだん興味を持ちました。

コンドウ:職種はこの時点で何かイメージはありましたか?

品川さん:漠然と営業職というイメージはありました。多くの企業が総合職で採用していても、営業が多いという話は聞いていたので。営業になりたいというよりかは、営業なんだろうなと思っていました。

書類選考で苦戦。頼れる機関をフル活用

コンドウ:品川さんがしごとの道しるべに相談に来てくれたのは、3年生の3月でしたよね。

品川さん:そうですね。夏のインターンシップのあと、秋冬のインターンシップも少し参加して、就職活動は進めていました。でも、就活が解禁した3~4月の間、なかなか選考に進めなくて。もともと、大学で澤本さん(道しるべ案内人)のセミナーを受けていたのもあって、相談に伺いました。

コンドウ:ありがとうございます!相談に来て、どうでしたか?

品川さん:履歴書やエントリーシートの添削をしてもらう中で、自分は自己分析ができていないことに気が付きました。自分のやりたいことが明確じゃないなと。相談に来たおかげで、応募書類の作成もしっかりやらなきゃいけないんだと思いましたね。

コンドウ:とても熱心に相談しに来てくれたのを覚えてます。

品川さん:そのあとも、色々意見を聞きたいという自分の性格もあるのですが、東京都が運営している「東京しごとセンター(https://www.tokyoshigoto.jp/)」でも相談したり、新卒エージェントも使ってましたね。それでようやく8月に初の最終面接まで行けました。

コンドウ:3月スタートして、8月に初めての最終面接。約5ヶ月間……

品川さん:本当に苦しかったです。

コンドウ:そうですよね…。最終面接まで進めた理由って何か思いつきますか?

品川さん:その会社でどう役に立てるのか、利益になれるのか、そこを意識し始めてから選考結果が変わってきたと思います。

コンドウ:そこ本当大事なとこなんですよね。ついつい、自分をアピールしがちなんだけど、企業側が求めてるのは、うちの会社のために、何をしてくれますか?とか、うちがあなたを雇ったら、会社にはどんなメリットがありますか?ってことなんですよね。

品川さん:そこの視点が理解できてからは、面接の時に伝える内容が全然変わりましたね。結局、その企業は最終で落ちてしまったんですけど、9月には別の企業から内定をいただくことができました。

4年の秋。ようやく内定をもらった会社に違和感が…

コンドウ:ほんと内定が出て良かったですよね。でも結局ここには行かなかったんですよね?

品川さん:事業内容には興味あったんですけど、説明会や面接で企業の人と接する中で、少し違うかもと感じて。面接の中で、家族の話とかけっこうナイーブな部分の質問をされたんです。そういう質問はしてはいけないと聞いていたので、その違和感は合っていたんだと。そこで、信用がなくなっちゃいましたね。

コンドウ:ここまで苦労してゲットした内定だから、そこで安心して満足しちゃいそうだけど、妥協しなかった。

品川さん:逆に、ここまで頑張ってきた就活だから、妥協しないっていう気持ちが強かったです。ただ、時期的に怖いので内定は持ちながら、そのあとも就活を続けました(笑)

コンドウ:(笑)

品川さん:最終的に決めたのは、大学のキャリアセンターで紹介された企業です。ここなら品川君の性格にも合いそうだよと繊維関係の商社を紹介されました。正直、あまり興味のなかった業界だったけど、説明会には行ってみました。

コンドウ:そこで、少し志望動機の内容も変えたんですよね。

品川さん:これまでは、自分が行きたい業界だったから、その企業でやりたいことを全面に出していました。この時は、まったく知らない業界だったからこそ、志望動機が思いつかなくて。思いつかないなら、自分にはこういう能力があるから、御社に貢献できます!っていう伝え方に変えました。

コンドウ:自己PRとか志望動機って、ちょっと背伸びしがちだけど、等身大の自分で勝負したんですね。

品川さん:そんな感じです。そうしたら、面接官がそこを好意的に思ってくれたみたいで、内定をいただくことができました。繊維は人の肌に触れるから、生活に密着しているし、自分の考え方や能力が、その会社の利益になると判断されたことが嬉しかった。前の内定の時よりも、背伸びしていない分、納得感もありました。

コンドウ:納得感があるのが一番ですよね。この時が11月。本当に根気強く頑張ったよね。その連絡をもらったとき、編集部一同ガッツポーズしちゃった(笑)

最後に後輩にアドバイスをください。

品川さん:ぜひ、色々な人の意見に耳を傾けてほしいです。僕の場合は、しごとの道しるべの方としごとセンター、大学のキャリアセンターとか、それぞれで新しい気づきがありました。就活の話って、友達ともしづらいし、話せる場があるっていうのは、それだけでストレス発散になります。

コンドウ:いろいろ聞きすぎて、迷ったりはしなかった?

品川さん:もちろんありました。そういう時は、例えばキャリアセンターの方に言われたことを、道しるべでも確認して、自分が納得できるよう情報を集めました。

コンドウ:自分で判断できるように意見を集められる。そこが、品川さんの素晴らしいところだなと思います。苦労した分、良い企業と出会えて、本当に良かったです。

本日はありがとうございました。

【編集後記】

最初は少し頼りない印象もあった品川さん。「妥協しない」という芯の強さが印象的でした。学生の相談を受けていると、内定を1社もらった段階で、あまり吟味せずに就活を終了してしまうケースがあります。一方で、そういった学生が入社してすぐに退職してしまうケースも多く見てきました。品川さんに関しては、そういったことはないんじゃないかなと思います。内定をもらってからも、一旦落ち着いて考えてみることが必要です。入社はスタートであって、ゴールではありませんので。

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書いた人:しごとの道しるべ 編集部 コンドウユウキ

編集部員であり、営業であり、採用アドバイザーであり、学生の相談も乗ったりと、いくつものわらじを履きすぎて、下駄箱がいっぱい。学生時代はデザインをかじったがゆえに、デザインの口出しは得意だが、絵を描くのは苦手。日本酒を与えると、大抵のことはしてくれる。Twitterはこちら。

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