新卒、辞めた。早期離職からのリベンジ就活!【就職に有利な資格は ズバリ◯◯◯!】
2020年04月01日
就職先の企業を選ぶ際に「働きやすい会社」かどうかはどうしても気になるもの。最近では厚生労働省が「労働基準関係法令違反に係る公表事案」として、計401社(2017年8月現在)のリストを公表したことが話題になりました。このようなリストは、就職先を選ぶ時の参考として活用されることが期待されますが、一方で積極的に「働きやすい会社」づくりを行っている企業こそ知りたいのではないでしょうか。そこで今回は、国や地方自治体などが「働きやすい会社」として認定している企業およびそれを確認できるWebサイトをまとめてみました。
【目次】
すこし固い名前ですが、通称「ホワイトマーク認定」制度という呼び方も存在します。この制度は2015年6月に始まりました。2017年8月現在、全国で33件とすこし少ない気もしますがこれから徐々に認定企業が増えることを期待したいところです。こちらの制度に認定されるためには、過去3年間の有給消化率が70%以上、過去3年間のすべての年において残業時間が2か月以上連続して月80時間を超えていないか、など70項目を超える評価基準があります。認定件数の少なさは、この審査基準の高さゆえかもしれません。
※掲載企業の詳細はこちらから
「健康経営」とは、「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても大きな成果が期待できる」との基盤に立って、健康管理を経営的視点から考え、戦略的に実践することを意味しています。(出典:NPO法人健康経営研究会)
大企業と中小企業で認定基準が異なりますが、主なものにワークライフバランスの推進や、メンタルヘルス対策などが挙げられます。2017年に初回認定企業が発表され、「大規模法人部門」では235法人、「中小規模法人部門」に95法人が認定されました。こちらも、経済産業省のサイトに法人名が公開されています。
※掲載企業の詳細はこちらから
こちらは、「企業における女性の活躍状況に関する情報を一元的に集約したデータベース」として、厚生労働省によって公表されています。採用人数における女性比率、役員に占める女性の割合や、男女の平均勤続年数の差異など、さまざまな女性活躍に関するデータが記載されています。これまでに登録されている企業数はなんと8,204社とかなりの数。データをどのように就活に活かすかも記載されていますので、就活の参考になるのではないでしょうか。
※掲載企業の詳細はこちらから
東京都が認定している「ライフ・ワーク・バランス認定企業」を年度別にみることが可能です。認定企業の対象としては、従業員数が300人以下の中小企業となります。長時間労働削減や仕事と育児の両立など部門別に認定があり、2016年には13社の認定がありました。このように、東京都だけでなく各自治体(都道府県単位・市町村単位)で、ワークライフバランスを推進する企業の認定制度があります。Uターン・Iターンを考えている就活生や、地元で働きたい学生は一度、興味のある自治体を調べてみるといいでしょう。
※掲載企業の詳細はこちらから<
いかがでしたでしょうか。このように「働きやすい会社」を認定する制度は様々あります。ほかにも有名なところでは厚生労働省の子育てサポート企業として、「くるみんマーク・プラチナくるみんマーク」が存在します。就職ナビ(リクナビ・マイナビ)や、就職四季報に掲載されていない情報などが見つかるかもしれません。業界選び・企業研究の参考にされてみてはいかがでしょうか。
書いた人:しごとの道しるべ 編集部
あなたの「明日」が変わる就活マガジン「しごとの道しるべ」のコンテンツ制作チーム。就活コラムやインタビュー記事など、さまざまな「しごとの道しるべ」をお届けします。
twitter:@4510_michi