冬季インターンシップの注意点をチェックしよう!

夏のインターンシップと冬のインターンシップでは、若干インターンシップの意味合いが異なります。それは、広報解禁を控えた企業側の戦略によるものでもあり、ここが学生にとっては今後の就職活動の流れを左右するものになります。夏のインターンシップに参加したから、冬は参加しなくてよい、ということでもありません。今回は、冬のインターンシップの流れや注意点をチェックし、就活本番でよいスタートダッシュを切れるようにインターンシップ参加するべきかどうかを解説します。

 

【目次】

  1. 夏のインターンシップと冬のインターンシップの違い
  2. 冬のインターンシップに参加するメリット
  3. インターンシップに参加する方法
  4. インターンシップに参加する目的を考えよう
  5. インターンシップに参加する上での注意点
  6. まとめ

1.夏のインターンシップと冬のインターンシップの違い

インターンシップが積極的に活用されるようになったのは、就職活動のスタート時期が後ろ倒しになった2016年卒からだといわれています。これまではインターンシップといえば夏のインターンシップで、1週間から1か月間で実施されるなど、中長期的に開催されるものが主流でした。

 

広報解禁から選考解禁までの間が短いために、少しでも企業研究をしてもらいたい企業の意図として徐々に導入され始めたのが冬のインターンシップです。そのため、冬季インターンシップの特徴としては、①1日から3日間までと、比較的短期での実施が多い、②グループワークや企業説明会など、広報解禁後の会社説明会と類似した内容が多いことも特徴でしょう。

2.冬のインターンシップに参加するメリット

上記をまとめると、冬のインターンシップは、1日~3日間での開催で、会社説明会と同様の内容が多いことが特徴だと言えるでしょう。メリットとしては、短期間で複数の企業のインターンシップを経験することができることに尽きます

 

すでに志望業界や志望企業が決まっている学生は、同業界での比較検討を中心に参加することをおススメします。また、志望業界や企業がまだ定まっていない学生は、業界や職種を広く横断して参加してみましょう。その中で自分に合う・合わないなどの判断ができます。

3.インターンシップに参加する方法

インターンシップに参加する経路としては、実に様々な手法が存在します。まずは、リクナビやマイナビなどの就職ナビサイト。また、企業によってはリクナビ・マイナビなどへの情報を掲載せず、自社の採用サイトの告知のみだったり、大学などの就職課・キャリアセンター経由で募集を掛けているところもあります。

 

企業によってことなりますが、おおよそ開催の1~2ヵ月前には情報を告知している企業がほとんどですので、情報収集を怠らないように心がけましょう。また、応募の際に独自のエントリーシートや面接を課す企業も存在します。早め早めに自己分析や企業研究を行いましょう。

4.インターンシップに参加する目的を考えよう

冬季インターンシップに参加すると、短期間で企業の様々な情報が得られます。また、思わぬところではインターンシップが選考や内定とつながっているという場合もあります。しかし、周りが参加しているから自分もなんとなく…という意識では、「インターンシップなんて参加しても時間とカネの無駄だった」ということになりかねません。「何を得たいか」、「どういった企業に参加するのか」、目的をはっきりした上で参加しましょう。その上で、1Dayインターンシップだけでなく、3日間など複数日程の開催を行う企業のインターンシップへ参加すると幅広い知見が得られるでしょう。

5.インターンシップに参加する上での注意点

短期間で複数の企業に参加することはメリットでもありますが、一方で注意したい点がいくつか挙げられます。先ほど書いたように、なんとなく参加した場合には得るものがなかった、ということになってしまいます。また、いろんな会社に行くことによって意識が高まればよいのですが、逆に就活疲れを引き起こすことにもなりかねません。他にも、学業との両立、アルバイトなど、時間は限られていますので、今の自分にとって何が最善なのかを今一度振り返ってみましょう。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか。インターンシップはあくまでも、就職活動やその先の働くことを見据えた上での入口です。インターンシップに参加することをゴールにするのではなく、インターンシップをきっかけに自己理解や企業研究を深めていきましょう。選考に有利になることや、内定に近づくなどの甘い誘惑もありますが、惑わされることなくインターンシップの本来の意味である「現場で働く就業体験」に全力投球してみてください。

 

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書いた人:しごとの道しるべ 編集部
あなたの「明日」が変わる就活マガジン「しごとの道しるべ」のコンテンツ制作チーム。就活コラムやインタビュー記事など、さまざまな「しごとの道しるべ」をお届けします。

twitter:@4510_michi

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